対話型デバッガーコンソールの使用
Node.js アプリケーションをデバッグすると、WebStorm はデバッグツールウィンドウに 2 つのコンソールタブ、プロセスコンソールとデバッガーコンソールを表示します。
プロセスコンソールタブには、ノードプロセス自体の出力、つまり process.stdout(英語) と process.stderr(英語) に直接書き込まれるか、console.*(英語) を使用してログに記録されるすべての出力が表示されます。
デバッガーコンソールでは、JavaScript コードスニペットを実行して console.*(英語) メッセージを表示できます。
デバッガーコンソールで JavaScript を実行する
入力フィールドに
>
でステートメントの入力を始めます。タイプするにつれて、WebStorm は完成のための異形を提案します。関連するステートメントを選択し、Enter を押します。WebStorm は、デバッガーコンソールにその値を表示します。
WebStorm はオブジェクトのプレビューを表示するため、展開する必要はありません。オブジェクトを展開すると、そのオブジェクトのプロパティの概要のみが表示され、
__proto__
の内容はデフォルトで非表示になります。
ソースコードに移動する
console.*
の出力を含む各行に、WebStorm はファイルの名前とそれが呼び出された行を表示します。このリンクをクリックすると、ソースコード内の呼び出しに移動します。デバッガーコンソールはスタックトレースも表示します。報告された問題の横にあるリンクをクリックすると、この問題が発生したコード行に移動します。
メッセージを除外する
デバッガーコンソールタブでは、オブジェクトがツリービューで表示され、デフォルトではスタックトレースが折りたたまれています。警告 console.warn()
、エラー console.error()
、情報 console.info()
メッセージには、わかりやすくするために異なるアイコンと背景色があります。
特定の種類のログメッセージを非表示にするには、 をクリックして、除外する重大度を選択します。
グループメッセージ
console.group()
とconsole.groupEnd()
を使用してグループ化されたログメッセージはツリーとして表示されます。デフォルトで折りたたまれた出力を表示するには、console.groupCollapsed()
を使います。
CSS スタイルを適用する
ログメッセージにスタイルを適用するには、CSS と
%c
マーカーを使用します。詳細は、CSS を使用したコンソール出力のスタイル(英語)を参照してください。
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