フレームワークのテスト
TeamCity は、いくつかのテストフレームワークに対してすぐに使えるサポートを提供します。テスト失敗時のフィードバック時間を短縮するために、TeamCity は可能な場合にはオンザフライテストレポートをサポートしています。オンザフライテストレポートは、ビルドが完了するのを待たずにテストが実行されるとすぐに TeamCity UI でレポートされることを意味します。
TeamCity は、次のテストフレームワークを直接サポートしています。
- 次のランナーのための JUnit と TestNG:
Ant (スクリプト内で直接
junit
およびtestng
タスクによってテストが実行されると、TeamCity はその場でテストを報告します)Maven2 (テストが Maven Surefire プラグイン(英語)または Maven Failsafe プラグイン(英語)によって実行されるとき、テスト報告は各モジュールテスト実行終了後に行われます)
IntelliJ IDEA プロジェクト (適切な IDEA 実行構成で実行した場合。このような実行構成は IDE で共有し、関連ファイルはバージョン管理にチェックインする必要があります。)
- 以下のランナーのための NUnit:
NAnt (
nunit2
タスク)MSBuild ( NUnit コミュニティ(英語)または NUnitTeamCity タスク)
Microsoft Visual Studio ソリューションランナー (2003, 2005, 2008, 2010, 2012, 2013、および Visual Studio2015)
NUnit 用 TeamCity アドイン提供のランナー
MSTest 2005, 2008, 2010, 2012, 2013, 2015 (MSTest の制限により、オンザフライでのレポートは利用できません)
VSTest 2012, 2013, 2015
- MSpec
Ruby テストフレームワーク、Test::Unit(英語)、テストスペック(英語)、Shoulda(英語)、RSpec(英語)、Cucumber(英語) は、TeamCity Rake ランナーでサポートされています。minitest(英語) フレームワークでは、minitest-reporters
gem を追加でインストールする必要があります。
TeamCity をサポートするテストフレームワークもあります。たとえば、ガリオや xUnit です。
外部プラグイン(英語)も参照してください。
また、XML レポート処理を使用して、サポートされている形式のテスト実行 XML レポートをインポートすることもできます。
カスタムテストフレームワーク
テストフレームワークに対する TeamCity サポートがまだない場合は、サービスメッセージを介してビルドから TeamCity にテストの進行状況を報告するか、ビルドでサポートされている XML レポートのいずれかを生成できます。
また、さまざまなレポート作成ツールや指標ツールとの統合に関する注記も参照してください。
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