TeamCity 2020.2 ヘルプ

エージェント要件

エージェント要件は TeamCity で使用され、エージェントプールおよび指定されたビルド構成制限以外の特定のビルドエージェントで ビルド構成を実行できるかどうかを指定します。

ビルドエージェントが TeamCity サーバーに登録すると、環境変数、システムプロパティ、buildAgent.properties ファイルで指定された追加設定など、その構成に関する情報が提供されます。

管理者はビルド設定 | エージェント要件ページでビルド構成に必要な環境変数とシステムプロパティを指定できます。たとえば、Windows を実行しているビルドエージェントで特定のビルド構成を実行する必要がある場合、管理者は、ビルドエージェントの teamcity.agent.jvm.os.name システムプロパティに Windows 文字列を含める必要があるという要件を追加して、これを指定します。

ビルドエージェントのプロパティと環境変数がビルド構成で指定された要件を満たしていない場合、ビルドエージェントはこのビルド構成と互換性がありません。エージェント要件ページには、互換性のあるエージェントと互換性のないエージェントの両方がリストされています。単一のパラメーターに対する複数のエージェント要件を追加できます。互換性のあるエージェントを判断するために、条件は「and」として扱われます。

要件リストの対応するオプションを使用して、設定済みの要件を無効にすることができます。

この構成のビルドランナーをビルドエージェント上で初期化できないと、ビルド構成がビルドエージェントと互換性がなくなることがあります。たとえば、.NET ビルドランナーは UNIX システムでは初期化されません。

暗黙の要件

不明なパラメーターへの参照( % 文字で囲まれた名前)は、暗黙の要件と見なされます。つまり、ビルドは次の場合にのみ実行されます。

  • エージェントがこのパラメーターを提供します。

  • または、パラメーターがビルド構成(またはプロジェクト)レベルで定義されています。ビルド構成の値の優先順位は、エージェントに定義されている値よりも優先されます。

たとえば、ビルドランナーパラメーターを別のプロパティ( %env.JDK_16%/lib/*.jar)への参照として定義すると、参照先のプロパティに対するエージェント要件が暗黙的に追加されます。つまり、env.JDK_16 を定義する必要があります。エージェントでそのようなプロパティを定義するには、次の方法があります。

  • buildAgent.properties ファイルに指定してください。

  • ビルドエージェントで環境変数 JDK_16 を設定します。

  • ビルド構成のパラメーターページ(またはプロジェクト設定)で値を指定します。プロパティの同じ値がすべてのビルドエージェントに使用されます。