JetBrains Space ヘルプ

開発ファイル

プロジェクトの開発環境を構成するには、devfile を使用する必要があります。開発ファイル(英語)は、ビルド環境の構成と実行に YAML 形式を使用するオープン仕様です。Space は、2.2.0 仕様の機能サブセットのみをサポートします (サポートされる機能は、現在の Space ドキュメントで完全にカバーされています。このドキュメントに機能が記載されていない場合、その機能はサポートされていません)。

開発ファイルの場所

my-project // project root ├─── .space │ ├─── frontend.devfile.yaml // user devfile │ ├─── backend.devfile.yaml // user devfile │ └─── ... // *.devfile.yaml files │ ...

プロジェクトには、リポジトリルートの .space ディレクトリに 1 つの devfile.yaml ファイルまたは複数の *.devfile.yaml ファイルが存在する場合があります。

ユーザーが開発環境を作成するとき、プロジェクト内で利用可能なすべての開発ファイルから選択できます。開発環境設定は、選択した devfile から取得されます。

Choose a devfile

devfile を作成する

プロジェクトの .space ディレクトリに devfile を手動で作成する必要があります。Space UI で devfile を作成または編集する場合は、組み込みの devfile スニペットを使用できます。

Devfile snippets

自動生成された devfile

プロジェクト所有者は、プロジェクトの devfile の自動生成を有効にすることができます。新しい開発環境を作成するときにユーザーが特定の devfile を指定しない場合、Space は作成ダイアログで指定された設定に基づいて devfile を自動的に生成します。生成された devfile は .space/generated.devfile.yaml に保存されます (ファイルがすでに存在する場合は書き換えられます)。開発環境が作成された後、ユーザーはこのファイルをプロジェクトリポジトリにコミットしてプッシュできます。

devfile の自動生成を有効にするには

  1. プロジェクトを開きます

  2. サイドバーで、開発環境を選択します。

  3. 設定をクリックし、既存のファイルが指定されていない場合、起動時に devfile を自動生成しますを選択します。

開発ファイルの例

schemaVersion: 2.2.0 metadata: name: 'My custom dev env configuration' attributes: space: # regular, large, xlarge instanceType: large # a default IDE for the project editor: # (Required) IDE type: Idea, WebStorm, PyCharm, # RubyMine, CLion, Fleet, GoLand, PhpStorm type: Idea version: '2022.1' # Space uses JetBrains Toolbox App to install IDEs to a dev environment. # updateChannel defines IDE version release stage: Release, EAP updateChannel: EAP # JVM configuration (appends to the default .vmoptions file) vmoptions: - '-Xms2048m' - '-Xmx4096m' # a warm-up snapshot warmup: # create a snapshot every Sunday (only for main branch) startOn: - type: schedule cron: '0 0 0 ? * SUN *' # run additional warmup script (IDE indexes will be built anyway) script: ./scripts/warmup.sh # Parameters and secretes required by a dev environment # e.g., credentials to an external service requiredParameters: # (Required) the name of the environment variable # that will be available in the dev environment - name: USERNAME description: 'Space username' requiredSecrets: - name: PASSWORD description: 'Space permanent token' components: - name: dev-container # Dev environment container config container: # use image from a Space Packages registry image: mycompany.registry.jetbrains.space/p/myprj/container/my-dev-image:27 # environment variables env: - name: API_URL value: 'https://my-site/http_api' - name: PATH_IMG value: './img/'

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