JetBrains Rider 2024.1 ヘルプ

コードの一部を無視する

ほとんどのソリューションでは、JetBrains Rider 機能の一部またはすべてを無効にするコードの部分があります。このトピックでは、JetBrains Rider がコードの特定の部分を無視するようにするために利用できるすべての方法をリストします。

コードの一部に対してコードインスペクションを無効にする

シナリオ

改善しないコードの部分を無視することにより、設計時コードインスペクションでの不要な結果を最小限に抑え、特定のスコープのコードインスペクションします。

無視する方法

  • 現在のファイルを無視するには、Ctrl+Alt+Shift+8 を押します。

  • ファイルの一部を無視するには、無視された部分の前に // ReSharper disable All コメントを追加し、その後に // ReSharper restore All を追加します。

無効になっているもの

すべてのコードインスペクション機能。

生成されたコードの重大度レベルが低いコードインスペクションを無効にする

シナリオ

コードの生成された部分を無視して、特定のスコープ設計時コードインスペクションおよびコードインスペクションの不要な結果を最小限に抑えますが、生成されたコードが確実にコンパイルされるように、その部分のエラーと警告を無視しないでください。

無視する方法

  • JetBrains Rider 設定 Ctrl+Alt+Sエディター | インスペクション設定 | 生成されたコードページに、特定のファイルとフォルダー、ファイルマスク、生成されたコードを含む領域の名前を一覧表示します。

  • ソリューションで .editorconfig を使用する場合は、generated_code プロパティを使用して生成されたコードにマークを付けることもできます。例:

    [*generated.cs] generated_code = true

無効になっているもの

重大度レベルが低く、コードがクリーンアップされたコードインスペクション

タイプ、メンバー、名前空間をインポートおよび補完の提案から除外する

シナリオ

たとえば、ソリューションにシステムタイプに類似したもの、たとえば MyFramework.MyCollections.List があるが、実際にはそれを使用していない場合など、一部のタイプ、メンバー、名前空間を提案しないようにすることができます。

無視する方法

そのような項目を提案から除外するには、JetBrains Rider 設定 Ctrl+Alt+Sエディター | 一般 | 自動インポートページのインポートおよび補完から除外リストに追加します。

エントリの形式は、Fully.Qualified.NameFully.Qualified.Name.Prefix**Fully.Qualified.Name.Suffix です。ジェネリクス型は List`1 として指定されます。

無効になっているもの

指定された項目は、名前空間のインポートの提案およびコード補完の提案には表示されません。

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