Docker プロジェクトを高速モードで実行およびデバッグする
JetBrains Rider から Docker アプリケーションを実行またはデバッグする場合、デフォルトで高速モードが使用されます。Docker 高速モードでは、コンテナーを構築して公開する必要がなく、アプリケーションが直接構築されて起動されます。このモードでは、Dockerfile の base
ステージのみが実行されます。build
、publish
、final
は無視されます。
高速モードで実行すると、JetBrains Rider はコンテナーの外でプロジェクトをビルドし、バインドマウント(英語)を介してコンテナー内にマウントします。コンテナー内のマウント場所は、DockerFastModeProjectMountDirectory
プロジェクトプロパティで指定されます。このプロパティが未定義または無効な場合、JetBrains Rider はそのための /app
ディレクトリを作成してマウントします。
高速モードの唯一の利点は、IDE からのアプリケーションの起動が大幅に高速になることです。アプリケーションが実行されるとすぐに、パフォーマンスに違いはありません。
Docker コンテナーでデプロイの後に実行されるのとまったく同じ方法でアプリケーションをテストする必要がある場合は、高速モードを無効にできます。対応する実行構成を開き、オプションを変更をクリックして、Docker 高速モードを使用しないでくださいを選択します。
特定のプロジェクトに対して高速モードを無効にするもう 1 つの方法は、プロジェクトファイルで <ContainerDevelopmentMode>Regular</ContainerDevelopmentMode>
プロパティを使用することです。
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