プロパティを自動プロパティに変換リファクタリング
このリファクタリングは、プライベートバッキングフィールドを持つプロパティを自動実装されたプロパティ(自動プロパティとも呼ばれます)に変換できます。リファクタリングはバッキングフィールドを削除し、そのすべての用途を新しく作成された自動プロパティで置き換えます。
デフォルトでは、ReSharper は自動プロパティに変換される可能性があるほとんどのプロパティをハイライトし、対応するクイックフィックスまたはスコープ内の修正を提案します。

ReSharper にこれを提案させたくない場合は、それを検出するコードインスペクション ( プロパティを自動プロパティに変換する ) を無効にすることができます。この場合、バッキングフィールドを持つプロパティはハイライトされず、クイックフィックスは提案されませんが、コンテキストアクションまたは対応するリファクタリングを使用して変換を適用できます。

既存の自動プロパティをバッキングフィールドのあるプロパティに変換する逆の機能は、対応するコンテキストアクションでも使用できます。計算プロパティへコンテキストアクションを使用して、プロパティアクセサーのデフォルトの本体を生成することもできます。

以下の例では、リファクタリングによってバッキングフィールドを持つプロパティが自動プロパティに変換されます。
リファクタリングコマンドを使用して、プロパティを自動プロパティに変換することもできます。これを行うには、エディターでプロパティの宣言または使用箇所にキャレットを置くか、ファイル構造ウィンドウウィンドウで選択してから、次のいずれかを実行します。
Control+Shift+R を押し、次にプロパティを自動プロパティに変換するを選択します。
右クリックし、コンテキストメニューでリファクタリング | プロパティを自動プロパティに変換するを選択します。
メインメニューの
を選択します。
この機能は、次の言語とテクノロジーでサポートされています。
ここで説明する手順と例では、C# の機能の使用について説明します。他の言語の詳細については、言語およびフレームワークセクションの対応するトピックを参照してください。
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