ReSharper 2024.2 ヘルプ

参照コードを探す

このコマンドは、特定のスコープ内のすべての発信参照を見つけるのに役立ちます。これは、関数のように狭くすることも、プロジェクトのように大きくすることもできます。

このコマンドは、クラスまたはメソッドを別の場所に移動するときに便利です。発信参照のリストを使用して、移動に必要な追加の変更を見積もることができます。

以下の ExternalSymbols クラスについて考えてみます。コンストラクターでコマンドを実行すると、コンストラクターの外部で定義されているため、検索結果はメソッド Divide の 1 回の使用になります。クラスでコマンドを実行すると、残りはクラス内で定義されるため、検索結果は System.ArgumentOutOfRangeException の使用箇所になります。

class ExternalSymbols // Symbols external to the class: System.ArgumentOutOfRangeException { ExternalSymbols() // Symbols external to the constructor: MyProject.ExternalSymbols.Divide { var x = Divide(10,2); } private int Divide(int numerator, int denominator) { if (denominator != 0) return numerator/denominator; throw new ArgumentOutOfRangeException(nameof(denominator)); } }

プロジェクトでコマンドを実行すると、検索結果には、参照されているアセンブリのシンボルの使用箇所や、ソリューション内の他のプロジェクトのシンボルの使用箇所が含まれています(存在する場合)。

スコープがプロジェクト、プロジェクトフォルダー、ファイルの場合は、ソリューションエクスプローラーから検索を開始し、外部のシンボルを検索するには 2 つの方法があります。スコープがクラスまたは関数の場合は、エディターから検索を開始します。

現在のスコープ外で定義されたシンボルの使用箇所を検索する

  1. 以下のいずれか 1 つを実行します:

    • ソリューションエクスプローラーでプロジェクト、プロジェクトフォルダー、ファイルを選択します。

    • エディターで、関数またはクラスにキャレットを置きます。

  2. メインメニューから ReSharper | 検索 | 参照先コードを選択するか、Control+Shift+G を押すか、メインメニューから ReSharper | 移動 | 次に移動…を選択し、次に移動メニューで参照先コードを選択します。

  3. 検索結果が検索結果ウィンドウに表示され、結果をさらに分析できます。

ReSharper: Finding external usages of symbols in the selected scope

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