Qodana 2024.1 ヘルプ

JDK を設定する

デフォルトのバージョン

次の表は、Qodana によってデフォルトで使用される JDK バージョンを示しています。

JDK のデフォルトバージョンを使用する場合、特別な構成は必要ありません。

利用可能なバージョン

デフォルトで利用可能なバージョンとは別に、Qodana はすべての JVM リンター用の JBR SDK バージョン 8、11、13、15、16、17、18、19 を自動的にダウンロードして使用できます。

それ以外の場合は、必要な JDK バージョンをダウンロードして、Qodana にマウントできます。

Qodana の設定

qodana.yaml ファイルでは、projectJDK オプションを使用して JDK バージョンを指定できます。例:

projectJDK: 11

または:

projectJDK: 1.8

次の名前を使用して JDK を指定することもできます。

projectJDK: corretto-19

ここで利用可能なバージョンのリストから任意の JDK を指定すると、Qodana によって自動的にダウンロードされます。このリスト以外の JDK を使用したい場合は、JDK をダウンロードして Qodana にマウントする必要があります。

Gradle

Gradle は、互換性マトリックス(英語)に基づいてスクリプトを実行します。これは、サポートされダウンロード可能な最新バージョンの JDK が Gradle JDK としてセットアップされることを意味します。互換性マトリックスと利用可能な JDK バージョンのリストを組み合わせて使用すると、Qodana で使用される JDK を見つけることができます。例: Gradle 6.6 の場合、Qodana は JDK 13 をダウンロードして使用します。

Maven

Maven では、Java コンパイラーのソースバージョンとターゲット(英語)バージョンを構成できます。Qodana はこれらの値を比較し、最新バージョンを選択します。次に、このバージョンの JDK が使用可能なバージョンのリスト内で検索されます。見つかった場合、Qodana はそれをダウンロードして使用します。それ以外の場合、Qodana はこのリストから後続のバージョンをダウンロードします。

JDK をマウントする

JDK をローカルファイルシステムから Qodana Docker イメージの /root/.jdks フォルダーにマウントできます。

$ docker run -v /path/to/jdk:/root/.jdks/jdk \ jetbrains/qodana-<linter>