PyCharm 2019.2ヘルプ

テストを実行する

通常、PyCharmは、作成した実行/デバッグ構成を実行することによって、他のアプリケーションと同じ方法でテストを実行してデバッグします。その際、指定されたテストクラスまたはメソッドをテストランナーに渡します。

多くの場合、コンテキストメニューからテストセッションを開始できます。この目的のために、実行およびデバッグコマンドは、特定のコンテキストメニューで提供されます。ex:これらのコマンドは、プロジェクトツールウィンドウのテストクラス、ディレクトリー、またはパッケージで使用できます。エディターで現在作業しているテストクラスまたはメソッドでも使用できます。

永続的な実行/デバッグ構成がないテストを実行すると、一時的な構成が作成されます。後で再利用したい場合は、実行/デバッグ設定ダイアログを使用してそのような構成を保存できます。

テストはバックグラウンドで実行されるため、同時に複数のテストを実行できます。

各実行構成は実行ツール・ウィンドウテスト結果タブ)に独自のタブを持っています。1つのタブで複数のテストを集約できます。

コンテキストメニューに表示されるコマンドは、状況に応じて異なります。つまり、表示されるテストコマンドは、テストランナーと、このコマンドが呼び出される場所によって異なります。

テストの実行またはデバッグ

テストの実行またはデバッグを開始するには、プロジェクトツールウィンドウまたはエディターのメインツールバーまたはコンテキストメニューを使用できます。

  • メインツールバーを使用してください。

    1. メインツールバーのリストから必要な実行/デバッグ構成を選択します。

      使用可能な実行構成のリストを表示するには Shift+Alt+F10 を、デバッグ構成の場合は Shift+Alt+F9 を押してください。

    2. リストの右側にある実行 Run またはデバッグ Debug をクリックします。または、メインメニューから実行 | 実行 Shift+F10 または実行 | デバッグ Shift+F9 を選択します。

  • コンテキストメニューを使う:

    • プロジェクトツールウィンドウでテストファイルまたはテストクラスを右クリックするか、エディターで開いて背景を右クリックします。コンテキストメニューから、<クラス名>を実行 / <ファイル名>を実行またはデバッグ...を選択します。

    • テストメソッドの場合は、エディターでクラスを開き、メソッド内の任意の場所を右クリックします。コンテキストメニューには、コマンド実行/デバッグ<メソッド名>が表示されます。

ディレクトリー内のすべてのテストを実行する

  1. プロジェクトツールウィンドウで、実行するテストが含まれているディレクトリーを選択します。

  2. コンテキストメニューから、対応する実行コマンドを選択します。

    ディレクトリーに異なるテストフレームワークに属するテストが含まれている場合は、使用する構成を選択します。

    例:<ディレクトリー名>でpytestを実行します。を選択してください。

    Run all tests in a directory

  3. テストランナーの検索結果

    Running all pytest tests from one directory

デフォルトでは、すべてのテストは1つずつ実行されます。pytestテストフレームワークのためにこの振る舞いを変えて、あなたのテストを並行して実行することができます。

テストを並行して実行する

pytestテストの実行を最適化するためにテスト多重処理を可能にしてください。

テスト実行用のCPUの数を明示的に指定するには

  1. パッケージのインストール、アンインストール、およびアップグレードの説明に従って、pytest-xdist(英語)パッケージをインストールします。

  2. プロジェクトテストフレームワークとしてpytestを指定してください。詳しくはテストフレームワークの選択を参照してください。

  3. メインツールバーの実行/デバッグ構成のリストから構成の編集...を選択します。実行/デバッグ構成ダイアログで、Pytestテストグループを展開し、<ディレクトリー名>のpytestを選択します。

    PyCharmは、ディレクトリー内ですべてのテストを初めて実行したときにこの構成を作成します。まだテストを実行していない場合は、the Add button アイコンをクリックして実行/デバッグ構成パラメータを指定します。

  4. 実行/デバッグ構成ダイアログの追加引数フィールドに、テストを実行するCPUの数( -n <number of CPUs> )を指定し、変更を保存します。

    Editing Run/Debug configuration for a group of pytest tests

  5. ディレクトリー内のすべてのテストをもう一度実行し、実行ツールウィンドウで出力を調べます。この例では、結果として同じテストを実行した場合の合計実行時間は30秒13ミリ秒であるのに対して、12秒79ミリ秒です。テストレポートは、テストの実行に使用されたCPUと実行時間に関する情報を提供します。

あるいは、pytest.ini ファイルでテストを実行するためのCPUの数を指定できます: 例:

[pytest] addopts = -n3

最終更新日: 2019年9月13日

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