PyCharm 設定の構成
PyCharm では、プロジェクトレベルとグローバルの 2 つのレベルで設定を構成できます。

グローバル設定は、PyCharm の特定のインストールまたはバージョンのすべてのプロジェクトに適用されます。このような設定には、IDE の外観(テーマ、配色、メニュー、ツールバー)、通知設定、インストールされ有効になっているプラグインのセット、デバッガー設定、コード補完などが含まれます。
IDE を構成するには、macOS の場合は をクリックします。
設定 / 環境設定ダイアログで アイコンが付いていない設定はグローバルであり、現在の PyCharm バージョンの既存のすべてのプロジェクトに適用されます。

IDE 設定を復元する
デフォルトの IDE 設定を復元すると、PyCharm は設定をディレクトリにバックアップします。このバックアップからいつでも設定を復元できます。
設定をバックアップしてデフォルトに戻す
メインメニューから
を選択します。または、Shift を 2 回押して、
Restore default settings
と入力します。復元して再起動をクリックします。IDE はデフォルト設定で再起動されます。
PyCharm がデフォルトの IDE 設定を復元すると、次の場所に構成を含むバックアップディレクトリが作成されます。
- 構文
- %APPDATA%\JetBrains\<product><version>-backup
- サンプル
- C:\Users\JohnS\AppData\Roaming\JetBrains\PyCharm2021.1-backup
- 構文
- ~/Library/Application Support/JetBrains/<product><version>-backup
- サンプル
- ~/Library/Application Support/JetBrains/PyCharm2021.1-backup
- 構文
- ~/.config/JetBrains/<product><version>-backup
- サンプル
- ~/.config/JetBrains/PyCharm2021.1-backup
バックアップから IDE 設定を適用する
メインメニューから
を選択します。開いたダイアログで、バックアップディレクトリへのパスを指定し、開くをクリックします。
PyCharm は確認ポップアップを表示します。バックアップの設定を適用すると、これらの設定は現在の IDE 構成で上書きされることに注意してください。
バックアップ構成ディレクトリとは別に、別の PyCharm バージョンまたは以前にエクスポートされた設定を含む .zip ファイルから構成ディレクトリを選択できます。
再開をクリックして、バックアップの設定を適用し、IDE を再起動します。
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