PhpStorm から Symfony のコマンドラインツールを使う
PhpStorm は、Symfony Console コンポーネントおよびスクリプトインターフェースと統合されます。開始する前に、symfony のドキュメント(英語)の説明に従って Symfony Console をインストールしてください。
Symfony コマンドラインツールを自動的に設定する
Symfony プロジェクトに Composer 依存関係をインストールすると、PhpStorm は Symfony コンソールを自動的に検出して構成し、Composer ログにそれぞれの通知を表示します。
ツールをカスタマイズする場合は、ガターの をクリックして、PHP コマンドラインツールのサポート設定ページにすぐに移動します。
Symfony コマンドラインツールを手動で設定する
設定ダイアログ(Ctrl+Alt+S)で、 に移動します。
ツールバーの をクリックします。
コマンドラインツールダイアログで、リストから symfony を選択し、その可視性レベル(プロジェクトまたはグローバル)を指定します。
OK をクリックすると、symfony ダイアログが開きます。
Symfony のコンソール実行ファイルと PHP インタープリターへのパスを入力し、Symfony のバージョンを設定して OK をクリックします。
デフォルトの実行可能場所は、symfony 1. * の場合は <Symfony-home>/data/bin/symfony、symfony 2 の場合は <Symfony-home>/app/console、symfony 3 以降の場合は <Symfony-home>/bin/console です。
「OK」をクリックして変更を適用し、「PHP コマンドラインツールのサポート」ページに戻ります。必要に応じて、 をクリックしてツールのプロパティを編集するか、 をクリックしてコマンドセットをカスタマイズします。詳細については、ツールをカスタマイズするを参照してください。
symfony のコマンドを実行する
に移動するか、Ctrl を 2 回押します。
開いたなんでも実行ウィンドウで、
<s> <command>
形式でコマンドの呼び出しを入力します。コマンドの実行結果は実行ツールウィンドウに表示されます。
コマンドを終了する
実行ツールウィンドウツールバーの をクリックします。
Symfony コマンドのデバッグ
symfony のコマンドは Command
を拡張するコントローラークラスで定義されています。コマンドをデバッグするには、コマンドが定義されているコントローラークラスファイルではなく、コマンド自体のデバッグセッションを開始することが重要です。そうしないと、Symfony のブートストラッププロセスがスキップされ、実行が失敗します。
選択したコマンドに対応するコントローラークラスで、ブレークポイントを設定するコード行でエディターのガターをクリックします。
選択したコマンドで symfony ツールを実行する実行 / デバッグ構成を作成します。メインメニューで、 に移動し、 をクリックして、リストから PHP スクリプトを選択します。
PHP スクリプトダイアログで、実行 / デバッグ構成パラメーターを指定します。
ファイルフィールドに、symfony 実行可能ファイルへのパスを指定します。
引数フィールドに、
app:list-users
などの実際のコマンドとその引数を入力します。
PhpStorm ツールバーで、作成された実行 / デバッグ構成を選択し、 をクリックします。コマンドの実行は、指定されたブレークポイントで停止します。
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