XPath および XSLT のサポート
XSLT サポートは、ルート要素に XSLT-Namespace
http://www.w3.org/1999/XSL/Transform
を宣言するすべての XML ファイルで使用できます。IntelliJ IDEA は、XSLT バージョン 1.0 および 2.0、XPath バージョン 1.0 および 2.0 をサポートしています。
XSLT 2.0 対応プロセッサー(Saxon 9-HE など)をスタイルシートの実行に使用されるモジュールのクラスパスに追加し、JDK の前に配置する必要があります。モジュールの依存関係を参照してください。
IntelliJ IDEA では、document()
関数がドキュメント間のクエリを作成できるようにするなど、現在フォーカスのあるドキュメントに対して式を評価することができます。また、XPath で検索アクションを使用して、ファイル内検索スタイルの複数の XML 文書に対する式を評価することもできます。
現在のエディターで一致する式をハイライトするか、検索ウィンドウに一致する行のリストを表示するように設定できます。XPath 式の編集は、カスタマイズ可能な一連の XPath インスペクションと幅広いコード補完の提案を含む、オンザフライのエラーチェックによって強化されています。
IntelliJ IDEA では、メインメニューから
を選択することで、エディターで選択した要素の一意の XPath 式を表示することもできます。XSLT サポートは XPath 式に限定されず、xsl:call-template
とそのパラメーターを介して呼び出されるテンプレートの存在のチェック、リファクタリング、ナビゲーションの機能強化など、XSLT の幅広い構成要素もサポートします。バンドルされた XSLT デバッガープラグイン(英語)を使用すると、XSLT スタイルシートをデバッグできます。
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