IntelliJ IDEA 2018.3 Help

プロジェクトを構成

IntelliJ IDEAのプロジェクトでは、モジュールを簡単に管理し、モジュール間の設定を共有できます。これらの設定には、SDK、言語レベル、およびコンパイラの出力が含まれます。

モジュールは独立したエンティティです。各モジュールは独自の設定を持つことができ、フレームワーク固有のアプリケーションを開発するように設定できます。モジュールは、他のモジュールを参照することができ、すなわち互いに依存します。

IntelliJ IDEAでは、プロジェクトをMavenGradleなどのビルドツールと統合することができます。この場合、IDEはビルドファイル、コード補完、インスペクションおよびクイックフィックス、リファクタリングなどを編集するためのコーディング支援を提供します。

キャッシュの破棄

IntelliJ IDEAは多数のファイルをキャッシュするため、システムキャッシュにオーバーロードがかかる可能性があります。時には頻繁に短期間のプロジェクトに取り組むなど、キャッシュが再び必要になることはありません。

キャッシュを無効にすると、IntelliJ IDEAは現在のバージョンのIDEで実行されていたすべてのプロジェクトを再構築します。

システムキャッシュをクリアする

  1. メインメニューからファイル | キャッシュの破棄/再起動を選択します。

  2. キャッシュの破棄ダイアログで、アクションを選択します。キャッシュを無効にしてIDEを再起動したり、IDEを再起動せずにキャッシュを無効にしたり、IDEを再起動するだけで済みます。

パス変数

パス変数は、プロジェクトにリンクされているリソースへのパスを表すプレースホルダです。コンピューターの固定場所を参照する必要がないため、共有の柔軟性があります。

たとえば、プロジェクトレベルまたはモジュールレベルでサードパーティのライブラリーが定義されていて、プロジェクトディレクトリーまたはモジュールコンテンツ・ルート(VCSで共有されているプロジェクトの場合)の外部に格納されている場合は、パス変数が便利です。このようなライブラリーは絶対パスで参照されるため、チームメイトのコンピューターでこのパスが同じであるという保証はありません。パス変数を使用する場合は、各コンピューターで個々の変数が個別に設定されるたびに相対パスを作成します。

IntelliJ IDEAにはいくつかの事前定義された変数があります:

  • $USER_HOME$ — ホームディレクトリーを表します。

  • $PROJECT_DIR$ — プロジェクトが保存されているディレクトリーを表します。

  • $MODULE_DIR$ — モジュール構成ファイルを保管するディレクトリー(IML)を表します。

パス変数を設定するには、 設定/環境設定ダイアログ(Ctrl+Alt+S)で外観 & 振る舞い | パス変数を選択します。

Path Variables dialog

サンプル: 新しいパス変数を作成する

例:プロジェクトディレクトリーに保存されていないサードパーティのライブラリーがあります。VCSからプロジェクトを更新した後にチームメイトのコンピューターでパスが正しいことを確認したい場合は、新しい変数を作成することができます。

  1. 設定/環境設定ダイアログ(Ctrl+Alt+S)で外観 & 振る舞い | パス変数を選択し、Add ボタンをクリックします。

  2. 新しい変数の名前(たとえば、PATH_TO_LIB)と、ディスク上のライブラリーの場所を示す値を入力します。

  3. IML ファイルをバージョン管理システムで共有します。

  4. チームメイトがVCSからプロジェクトをアップデートした後、PATH_TO_LIB の変数値がコンピューター上のライブラリーの場所を指すように変更されます。

パス変数を無視する

プロジェクトを開くとき、IntelliJ IDEAは未解決のパス変数があるかどうかをチェックします。IDEが何かを検出すると、IDEの値を定義するように求められます。なんらかの理由で(たとえば、未解決のパス変数を持つファイルやディレクトリーを使用しない場合など)無視したい変数のリストに追加することができます。

例えば、実行/デバッグ構成でJVMに渡されるプログラム・パラメーターが内部 ($SOME_STRING$) パス変数と同じ形式である場合は、無視される変数のリストを使用することもできます。この場合、混乱を避けるために、無視された変数のリストにこのパラメータを追加することができます。パス変数ダイアログの無視される変数フィールドに SOME_STRING と入力します。

リソース・ファイル

リソースには、プロパティーファイル、イメージ、DTD、およびXMLファイルが含まれます。これらのファイルはアプリケーションのクラスパスにあり、通常は次のメソッドを使用してクラスパスからロードされます。

  • プロパティーファイルとリソースバンドル用のResourceBundle.getBundle()

  • アイコンやその他のファイル用のloadResourceAsStream()

アプリケーションを構築する際、IntelliJ IDEAはすべてのリソースを出力ディレクトリーにコピーし、ソースパスに関連するリソースのディレクトリー構造を保持します。次のファイルタイプは、デフォルトでリソースとして認識されます。

DTDJPEGPROPERTIES
GIFJPGTLD
HTMLPNGXML

認識されたリソースファイルのパターンは、コンパイラーダイアログ(設定/環境設定Ctrl+Alt+S | ビルド、実行、デプロイ | コンパイラー)で正規表現として設定できます。リソース・パターンテキストボックスを使用して、独自のファイル拡張子を追加し、リソースのカスタムリストを作成できます。

最終更新日: 2019年2月1日