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仮想列

仮想列は、他の列のデータを使用して計算された値を含む IDE 仮想オブジェクトです。これはデータベースコードで定義されていないため、インデックスの作成に使用できません。仮想列のデータはデータベースに保存されません。

例: first_name 列と last_name 列の両方のデータを含む列を作成するには、次の式で仮想列を作成します: first_name || '.' || last_name

式の結果を含む仮想列がテーブルに表示され、データベースツールウィンドウでも仮想オブジェクトとして使用できます。

Virtual column

仮想列の値の計算に使用される式は、external-data-<data_source_name>.xml に格納されます。XML ファイルの別の名前や、このファイルを保存する別の場所を選択できます。XML ドキュメントへのパスを変更または表示するには、Shift+Enter を押してデータソース設定を開き、オプションタブをクリックして、仮想オブジェクトと属性フィールドを確認します。

仮想列 (Virtual column) は、データベースツールウィンドウにあります。他のノードおよびオブジェクトアイコンのリファレンスについては、データベースツールウィンドウトピックのデータソースとその要素の章を参照してください。テーブル列アイコンについては、列に可能なアイコンの組み合わせの章を参照してください。

Virtual columns in Database

仮想列を作成する

  1. データベースツールウィンドウ ( 表示 | ツールウィンドウ | データベース ) で、テーブルのノードまでデータソースツリーを展開します。

  2. テーブルノードを右クリックし、新規 | 仮想列を選択します。

  3. 開いた変更ダイアログで、仮想列の名前を名前フィールドに入力します。

  4. フィールドに式を入力します。

  5. 仮想列を追加するには、OK をクリックします。

  6. <data_source_name> の外部データを保存ダイアログが開いたら、external-data-<data_source_name>.xml ファイルのディレクトリを指定し、保存をクリックします。

Create a virtual column

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