SSH ターミナルを実行する
IntelliJ IDEA から SSH セッションを直接起動できます。専用の SSH ターミナルでコマンドを実行することにより、SSH トンネルを介してリモート Web サーバーまたは Vagrant インスタンス(仮想マシン)上のデータにアクセスできます。主にファイルのアップロードとダウンロードです。
FTP/SFTP/WebDAV 接続プラグインを有効にする
この機能は、デフォルトで IntelliJ IDEA にバンドルされて有効になっている FTP/SFTP/WebDAV 接続(英語)プラグインに依存しています。関連する機能が利用できない場合は、プラグインを無効にしていないことを確認してください。
Ctrl+Alt+S を押して設定を開き、
を選択します。インストール済みタブを開き、FTP/SFTP/WebDAV 接続プラグインを見つけて、プラグイン名の横にあるチェックボックスを選択します。
SSH ターミナルを設定する
宛先環境で SSH サーバーが使用可能であることを確認: リモート Web サーバーまたは Vagrant インスタンス (仮想マシン)。
宛先環境の SSH サーバーにアカウントを登録し、サーバーポリシーに応じて、SSH キーのペアまたはパスワードを生成します。
宛先環境を指定し、それとの接続を確立するための設定を指定します。
設定ダイアログ(Ctrl+Alt+S)で、 に移動します。
接続設定領域で、宛先環境を指定します。
現在の Vagrant : 現在実行中の Vagrant 仮想マシンで SSH ターミナルのコマンドを実行するには、このオプションを選択します。
SSH 構成 : このオプションを選択すると、ローカルまたはリモート Web サーバー上で SSH ターミナルのコマンドが実行され、SSH 構成のいずれかを介してアクセスできるようになります。
実行するたびに SSH 構成を選択 : このオプションが選択されている場合、メインメニューから を選択するたびに、ポップアップから目的の構成を選択する必要があります。
目的の SSH 構成がリストに表示されない場合は、構成のセットアップリンクをクリックし、SSH 構成ページで定義します。
デフォルトエンコードリストから、SSH ターミナルで使用する希望のエンコードを選択します。
SSH ターミナルを起動する
メインメニューで、ヘルプ | アクションの検索 Ctrl+Shift+A ダイアログを呼び出し、start ssh.. を検索して、SSH セッションの開始を選択します。
に移動します。あるいは、設定ダイアログ (Ctrl+Alt+S) の ページで定義された接続設定に応じて、次の種類の動作が可能です。
現在の Vagrant オプションが選択されている場合、SSH ターミナルは現在実行中の Vagrant 仮想マシンへのアクセスを提供します。
詳細は、Vagrant を参照してください。
SSH 構成オプションが選択されている場合、SSH ターミナルは、リストから選択された SSH 構成を介してアクセスできるサーバー上のデータを制御します。詳細については、SSH 構成を作成するを参照してください。
実行するたびに SSH 構成を選択オプションが選択されている場合、IntelliJ IDEA は希望の SSH 構成を選択するためのリストを表示します。
IntelliJ IDEA に Vagrant 仮想マシンまたは SSH 接続が以前に設定されていない場合は、SSH 構成を作成するように求める SSH セッションダイアログが開きます。
SSH ログを表示する
IntelliJ IDEA の SSH 接続は OpenSSH(英語) を介して実行され、クライアントとサーバーの両方で包括的なログが保持されます。正確な場所はオペレーティングシステムによって異なります。
例: Fedora ベースの Linux ディストリビューションでは、journalctl -u ssh
を実行することでログを表示できるはずです。
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