IntelliJ IDEA 2024.3 ヘルプ

メソッドの抽出ダイアログ

メソッドの抽出とコード例のチェックの詳細については、「メソッドの抽出」セクションを参照してください。

項目

説明

名前

このフィールドには、選択したソースコードに基づいて生成する関数またはメソッドの名前を指定します。

可視性

この領域で、生成するメソッドの可視範囲を指定します。

static 宣言

静的メソッドを作成するには、このチェックボックスを選択します。

アノテーションを生成

このオプションは、推測された @Nullable/@NotNull アノテーションをパラメーターと戻り値の型に挿入します。

可変引数を宣言

配列の代わりに varargs を宣言する場合は、このオプションを選択します。

パラメーターの折りたたみ

たとえば、int[] a = new int[i] のような配列があり、a[i] を新しく作成されたメソッド全体に渡す場合など、このオプションを選択するとパラメーターが折りたたまれます。

チェーンコンストラクターを抽出

このオプションを使用して、コンストラクター本体から連鎖コンストラクターを抽出し、元のコードを this に置き換えます。

出力変数

この読み取り専用フィールドには、新しいメソッド / 関数の出力が呼び出し元のメソッド / 関数に渡される際に経由する変数の名前が表示されます。出力変数を返す領域での選択に応じて、この変数は return ステートメントで使用されるか、新しいメソッド / 関数の参照パラメーターによって渡されるように宣言されます。

出力変数を返す

この領域で、新しいメソッドまたは関数が出力変数(英語)を呼び出し先に返す(英語)方法を指定します。

  • return ステートメント - 出力変数が値で返されるようにするには、このオプションを選択します。出力変数読み取り専用フィールドに正確に 1 つの出力変数が表示されている場合は、それが戻り値として使用されます。選択範囲が複数の変数を出力する場合、これらの変数は配列として返されます。

  • 参照渡しされたパラメーター - 出力変数が参照によって返されるようにするには、このオプションを選択します。IntelliJ IDEA は return ステートメントなしでメソッド / 関数を生成します。代わりに、出力変数はメソッド / 関数宣言内の入力パラメーターのセットに追加されます。これらの変数の名前の前にはアンパサンド & が付きます。

パラメーター

この領域で、新しいメソッド / 関数に渡すパラメーターを選択します。

上 / 下に移動

これらのボタンを使用して、パラメーターの順序を変更します。

シグネチャープレビュー

この読み取り専用フィールドに、新しいメソッドの宣言を表示します。

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