DataGrip 2024.2 ヘルプ

コードインスペクション

DataGrip には、プロジェクトをコンパイルする前に、プロジェクト内の異常なコードを検出して修正する一連のコードインスペクションがあります。IDE は、さまざまな問題を見つけてハイライトし、デッドコードを見つけ、考えられるバグやスペルの問題を見つけ、全体的なコード構造を改善することができます。

インスペクションは、すべてのプロジェクトファイルまたは特定のスコープでのみ(たとえば、本番コードまたは変更されたファイルでのみ)コードをスキャンできます。

すべてのインスペクションには、問題がコードに影響を与える可能性がある程度の重大度レベルがあります。重大度はエディター内で異なる方法でハイライトされるため、重大な問題と重要性の低いものとをすばやく区別できます。DataGrip には事前定義された重大度のセットが付属しており、独自のものを作成できます。

インスペクションとその設定は、プロファイルにグループ化されています。各プロファイルには、有効にされたインスペクション、それらが分析するファイルのスコープ、それらの重大度レベルに関する情報が含まれています。

次のビデオでは、インスペクションの概要とその動作について説明しています。

DataGrip で使用可能なコードインスペクションの完全なリストについては、DataGrip のインスペクションを参照してください。

利用可能なすべてのインスペクションとその設定にアクセスする

  • 設定ダイアログ(Ctrl+Alt+S)で、エディター | インスペクションに移動します。

    Ctrl+Alt+Shift+H を押して、表示されるポップアップでインスペクションの構成を選択することもできます。

    The list of inspections and their settings

the Filter icon を使用してインスペクションリストをフィルタリングします。例: 重大度または言語によってインスペクションをフィルタリングできます。

コードインスペクションの例

使用可能なインスペクションのリストを表示するには、設定 Ctrl+Alt+S を開き、エディター | インスペクションに移動します。

未使用の副問合せ項目

副照会の未使用項目(たとえば、フィールド)を検出します。

Unused subquery item

WHERE 文節のない DELETE または UPDATE ステートメント

DELETE および UPDATE ステートメントに WHERE 句または WHERE TRUE 句を入れ忘れた場合、DataGrip はそれを思い出す通知を表示します。

Notification when you type DELETE and UPDATE without WHERE

ステートメントを実行すると、DataGrip によって警告が表示されます。WHERE 句または WHERE TRUE 句を意図的に省略した場合は、警告内の実行をクリックすることで、現在のステートメントを計画どおりに実行できます。

Warning when you run DELETE and UPDATE without WHERE

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