テストのインデックス作成を高速化する
テストのインデックス作成は、最も CPU と時間を消費する IDE プロシージャの 1 つです。速度を上げるには、CLion のテストスコープを検出するメカニズムを使用するか、テストスコープを手動で作成します。いずれの場合も、テストスコープを取得した後は、テストインデックス作成中にこのスコープでフィルターされたファイルのみが処理されます。
テスト範囲の自動検出
CLion はプロジェクト内のテストファイルを識別し、テストスコープを自動的に作成できます。
メインメニューからテストスコープの作成を検索します。
(Ctrl+Shift+A) を選択し、CLion は、テスト検出の結果をバルーンで示します。
変更を表示をクリックしてビューアーを開くと、現在のパターン (以前に検出された場合、または手動で構成された場合 ) と新しいパターンを確認できます。
新しいテストスコープを適用するをクリックします。開いたスコープダイアログで、自動的に検出されたパターンを確認および調整できます。
変更を保存するには、適用をクリックします。
CLion は、エディターでテストスコープ作成レポートも開きます。
テストスコープを手動で作成する
に移動します。
「スコープの追加」ボタン () をクリックし、定義するスコープの種類 ( ローカルまたは共有) を選択します。
新しいスコープの名前をテストに設定します。
で別の名前を構成できます。
スコープのファイルまたはフォルダーベースのパターンを指定します。CLion は、プロジェクトツリーペインで一致するファイルをハイライトします。
「適用」をクリックして、テストスコープを保存します。この時点から、インデックス作成テストフェーズでは、このスコープで定義されたファイルのみにインデックスが作成されます。
テストスコープを使用してプロジェクトビューをフィルターし、プロジェクト内のテストファイルにすばやくアクセスできます。
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